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小泉大臣が声高に叫んだ育休とテレワークな生活とは?

 おキレイなフリーアナウンサーの奥様が出産され、国会議員(それも大臣)の旦那様が育児休暇取得を宣言する…男性育休取得の風潮は世間で高まりつつありますが、こんなに著名で国の動向に関わる方が声を上げれば、とかく世の中も知らず知らずの内にそれが標準化に向けて動きだすものです。

働き人口が減少しているなか、女性の社会参画を支援する動きもありますが、パパとなった小泉大臣の振る舞いは、男女問わず、働きやすさの根本を見直すきっかけとなりそうですね。

小泉大臣の育休って…テレワークそのもの

今回、小泉大臣が取得する育児休暇は、世の雇用労働者で話題にあがるような育児休業休暇とは異なります。雇用されている人の権利として制度化されている育児休業休暇は、その間に給付金が発生し、加入社会保険制度も保障されていますが、それ以外の人にとって同様の休みは育児休暇。いつからいつまで何日育休を取って、復帰をどうするのか?といった決定は個人の裁量によります。小泉大臣もご自身のブログでこの点に触れ、

”公務を最優先にしながらも、柔軟に通算2週間を確保していきたいと考えています”

と明言しています。(小泉新次郎オフィシャルブログhttps://ameblo.jp/koizumi-shinjiro/entry-12567173956.html より引用 2020年1月時点)

小泉さんのお父様がこの件で「別に育休取るなんて言わなくていいんだよ」と、取材記者に向けてつぶやいたり、どこか育休取得にスポットが集まっているようですが、小泉さんがこれから向こう3か月の間にやろうとしていることこそ、まさしくテレワーク!なのです。

ぱくたそより(https://www.pakutaso.com/

小泉議員のテレワークビジョン

育休に対する想いと併せて、小泉大臣は、想定している具体的な公務の進め方もご自身でブログに細かく記しています。

ここで、女性が出産と育児に備えて取得したいと願う育児休業とは、本質的に異なるという点をまずはおさえておきましょう(でなければ、「育休取って家で仕事しなきゃ!なら子育ても家事も旦那に任せられないんじゃないの?」など別の論議を生むことになります)。

大臣でなければならない決済や決定はともかく、代われる仕事は代わりにこなしてもらい、打ち合わせや指導はメールやオンラインで。奥様や赤ちゃんの様子に合わせて、積極的に仕事ができるときはテレワークを進める…。

休む日も仕事をする日も、公務に時間を費やす場所やそのペースも自分が自分の家族のために決める!です。

働く人の意識改革と周囲の協力がマスト

テレワークは自由にいつでも仕事ができて、気軽に休みも取れる…時間拘束が前提の雇用社員さんにとっては、いいとこずくめに映るかもしれませんね。

ただ、テレワークは自分一人がやる!と決めてスタートできるものではありません。打ち合わせもテレビ会議も、ビジネスパートナーや同社のチームが協力し、前向きに効率よく業務を進める意識と、遠隔でいてもリアルな会議と遜色ないICT環境が整わねばなりません。お互いの空気間を感じられない、Webツールやメールの文字でやり取りをする状況では、実際に会って話をして職務を進める時よりずっと、相手を気遣って、失礼がないように。しかも要件や内容は分かりやすく伝える事が重要です。

大分合同新聞1月27日朝刊に、「国会議員の品位を欠くからタブレットはダメ?」というたぐいの記事もありましたが、会期中に国会議事堂に議員が一挙集結したり、たくさんの印刷資料を手元で見たりメモしたり、質疑応答で事務官が耳打ちしたり…小泉大臣にはこれまでのペーパーレス化推進と同時に、環境を整備することの大切さ、テレワークの理想的な有り方も示してほしいと願います。

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