CADエンジニア・オペレーター

AIに奪われない将来性あるCADの仕事はコレだ!

AIに奪われないCAD

AIの技術の進歩が目まぐるしい昨今、人間の仕事がAIに奪われつつあるという危機感は次第に増加しています。

CADの仕事をするにしても、将来AIに奪われない分野を目指す方が安心できますね。

こちらの記事では、AIに奪われない将来性のあるCADの仕事について詳しく紹介していきます。

AIに奪われない将来性あるCADの仕事はコレだ!

AIに奪われないCADの仕事とはズバリ、「CADエンジニア」一択です!

さらには3DCAD・BIM(ビム)・CIM(シム)のスキルや経験があると、必ずあなたの強みとなります。

用語解説

BIM(ビム):Building Information Modeling(ビルディング インフォメーション モデリング)の略称

CIM(シム):Construction Information Modeling/Management(コンストラクション インフォメーション モデリング/マネージメント)の略称

BIMは建築分野、CIMは土木分野においての設計・管理手法です。

BIMやCIMでは、3次元化したモデルに部材や形状、寸法、数量などの様々な属性情報を加えることができます

CADの仕事は十分に将来性があるという点について、理由・収入・魅力の3項目に分けて紹介していきますね。

【1:理由】将来性あるCADの仕事

CADの仕事の中でも、将来性があるのは間違いなくCADエンジニアです。

最初からCADエンジニアになることを見据えてキャリアを積んでいくと、今後も安心してCADの仕事を続けられるようになりますよ。

CADオペレーターのような単純作業では、3DCADやAI技術の進歩によって、仕事を奪われてしまう恐れがあります。

【2:収入】将来性あるCADの仕事

今後CADの仕事の収入は、大きく二分化してゆくと予想されます。

3DCAD、BIM、CIMが使えるならば、収入は高くなっていくでしょう。

だからと言って、「3D(3次元)だけできるようになればいい」と言う思考は危険です。

2次元図面を読み描きできない人は、いきなり3次元図面を読み描きすることは不可能なので、必ず2次元図面のスキルも必要となってきます。

また、3DCADのスキルしかない場合、言われた事だけを忠実にこなす3DCADオペレーターになってしまい、結局収入は増えなくなってしまいます。

【3:魅力】将来性あるCADの仕事

CADの仕事は単純に楽しい仕事ですし、夢のある仕事でもあります。

PCの中に立体を作り上げてゆくことの楽しさも然り、さらにはゲームやメタバースなどの仮想空間で建物を作ることもできます。

メタバース上で使われる建物のNFT3Dデータが高額取引されたりと、3DCADエンジニアにとっても夢のある話が次々と現実になっています。

用語解説

NFT:偽造不可能な所有証明書付きのデジタルデータ

今後は現実世界でも全ての工事が3次元の図面で行われ、図面に従って自動的に機械が動いてゆく世界に変わってきています。

おかの
おかの
最先端の世界で活躍できるチャンスは十分にあります!

ワクワクしますね!

AIに奪われない将来性あるCADエンジニアの仕事に必要なスキル・資格・経験・なり方

将来性のあるCADエンジニアになるために、必要となってくるスキルや資格、経験について、またCADエンジニアへのなり方について紹介しますね。

【1:スキル】将来性あるCADエンジニアの仕事

将来性のあるCADエンジニアになるためには、「3DCADのスキル」と同時に「論理的思考力」と「立体把握力」が必要だと考えています。

「3DCADのスキル」は、勉強して覚えれば誰でも取得することが出来るでしょう。

問題は「論理的思考力」と「立体把握力」です。

「論理的思考力」は、分からない箇所が出てきた時に、与えられた条件や経験、知識を元に自ら答えを導き出す力です。

これこそが、オペレーターとの違いと言えるでしょう。

「立体把握力」は2次元の図面を見て3次元の立体が想像できたり、3次元の立体を見て2次元の断面図が想像できたりする力です。

これは、個人のセンスにより能力差は多少出てしまうものの、訓練次第で十分身に着くスキルです。

【2:資格】将来性あるCADエンジニアの仕事

CADエンジニアになるために必要な資格は特にありません。

【3:経験】将来性あるCADエンジニアの仕事

CADエンジニアには、資格より経験が大事です。

CADの仕事は独学で学ぶことがかなり難しいと言えます。

経験を積むためには、しっかり仕事を学べる会社に勤めて経験を積んでゆくのが一番の近道です。

【4:なり方】将来性あるCADの仕事

CADエンジニアになるために、CADの操作方法などのスキルはご自身でも勉強することが可能ですので習得しておきましょう。

そして大事な会社選びについてですが、今までのCADの経験を活かすために同じ分野を選ぶ方が良いのではないかと思われる方も多いと思います。

それは間違いではありませんが、実は分野は変えても良いのです。

将来性や新しい事に取り組む姿勢のある会社かどうか見極めるのも大事です。

新しい分野は無理だと思い込まないで、「興味がある」「やってみたい」という気持ちがあるのであれば、是非チャレンジしてみてください。

AIに奪われない将来性あるCADエンジニアの仕事に向いている人

CADエンジニアに向いている人とは、新しいことにチャレンジするのが好きな人です。

CADに特別難しい計算は必要ありませんので、計算が得意である必要はありません。

図形や立体の勉強が好きな人は、特に向いていると言えます。

CADエンジニアの仕事は将来性あるがAIの進化も早いので始めるなら今のうちに

CADエンジニアを目指すのは、今が正に「ちょうどいい時期」なのです。

その理由を2つ挙げます。

ひとつめの理由は、令和3年度から土木などの公共工事において、国交省への3次元モデルの納品が義務化されて来たことです。

もう一つの理由は、3DCAD、BIM、CIMのソフトが使いやすくなったことです。

3DCAD、BIM、CIMが運用され始めた当初は、CADソフトも試行錯誤の段階で不具合が多く、専門家も少なかったので苦労が絶えませんでした。

このように、3Dモデルは最先端であると同時に確実にこれから伸びる分野です。

先行者としての利益を獲得することが期待できる仕事と言えるでしょう。

環境が整い、安定してきた今が「参入するのにちょうどいい時期」なのです。

おかの
おかの

CADソフト会社のセミナーに出席し担当者から詳細を聞くと、その進化に驚きました。

とても使いやすそうなソフトが増えてきています!